庭の素材は、見た目だけで選ぶと後悔することがあります。砂利は安くて施工しやすいですが、落ち葉の掃除が大変です。天然石は美しいですが、価格が高く、施工に技術が必要です。それぞれの特性を理解したうえで、自分の庭の用途と予算に合った素材を選ぶことが大切です。
砂利:最も手軽な選択肢 ¶
砂利は1平米あたり1,000〜3,000円程度で、ホームセンターで購入できます。施工は防草シートを敷いてから砂利を乗せるだけで、DIY初心者でも対応できます。デメリットは、落ち葉や土が混入すると見た目が悪くなること、歩くと音がすること(防犯には有利)、粒が大きいと歩きにくいことです。粒径5〜15mmが最も使いやすい。
自然石・コンクリート平板:通路に適した素材 ¶
自然石(飛び石・板石)は1枚あたり500〜3,000円程度。コンクリート平板は300mm角で1枚200〜500円程度。どちらも通路や踏み台として使います。自然石は形が不規則なため、並べ方に工夫が必要です。コンクリート平板は形が均一で施工しやすいですが、長期間使うと苔が生えやすい。定期的なブラシ洗いが必要です。
ウッドデッキ材:テラスや縁台に ¶
ウッドデッキ材は天然木と人工木(樹脂製)の2種類があります。天然木は見た目が美しいですが、年1回の塗装メンテナンスが必要で、耐久年数は10〜15年程度。人工木はメンテナンスがほぼ不要で耐久年数20年以上ですが、価格は天然木の1.5〜2倍です。小さな庭のテラスなら、人工木の方が長期的なコストが低くなる場合が多い。
レンガ:花壇の縁取りに最適 ¶
レンガは1個あたり100〜300円程度。花壇の縁取りや、小さな段差の仕切りとして使います。モルタルで固定すると耐久性が上がりますが、DIYでの施工難易度も上がります。置くだけの「置きレンガ」は施工が簡単ですが、時間が経つと動きやすい。花壇の縁取りに使う場合は、地面に5cm程度埋め込むと安定します。
素材の組み合わせ方の基本 ¶
1つの庭に使う素材は3種類以内に抑えると、まとまりが出やすい。例えば「コンクリート平板(通路)+白砂利(植栽エリア)+ウッドデッキ(テラス)」という組み合わせは、日本の住宅庭園によく合います。色のトーンを揃えること(すべてグレー系、またはすべてベージュ系)も、統一感を出すポイントです。
素材を決めたら、各エリアの必要量を計算します。素材ガイドの各ページには、1平米あたりの必要量と費用の目安を掲載しています。